『はた楽(らく)』の意味について
突然ですが、皆さんは何のために『働いて』いますか?
お金を手に入れるため、仕事にやりがいを感じているため、経験を積むため、自分らしく生きるため…。何となく、遊んでいられないし仕方なく、という人もいるかもしれません。
今現在の私にとって、『働く』とは『はた楽(らく)』ことかなと思っています。
くれぐれも「苦労せずとも」という意味の「楽(らく)」ではないですよ。(楽(らく)して稼ぎたいとかそういう意味ではないです)
私にとって『はた楽(らく)』とは、
・仕事を楽しむ
・人生を楽しむ
・人とのご縁を楽しむ(大事にする)
・有意義な人生を歩む
ことかなと思っています。
普通じゃない人生だった!?
私はかなり特殊な人生を歩んできていると思います。
出産を機に退職、その時何故か税理士になろうと思い立ち、家事育児の傍ら勉学に励み税理士試験に官報合格。その後、実務経験を積み、紆余曲折あってこの度独立開業となりました。
(↑大分はしょっています💦)
家事育児をこなす主婦として、お金を得ずとも働き続けました。(主婦は今もですけどね)
税理士試験も、お金を得るどころか貯金を切り崩して働き続けました。(しかも7年も。ある意味クレイジーです)
会計事務所での実務経験も、色々な思いを抱えながら働き続けました。(色々な思い、はまた後々)
途中、体調も崩したりもしましたが、それでも働き続けました。
前職を退職する時、ふと気付いたんです。
私は何のために働いているんだろう、と。
初心を大切に
当時、私が税理士になろうと決意した理由は、
・広く世の中の方々の役に立つ仕事がしたい
・人から感謝される仕事がしたい
・頼んで良かったと思ってもらえる仕事がしたい
からです。
この原点に立ち返って『働く』ことが、自分の人生の集大成なんじゃないか?
『働く』ことは、私にとっては人生を楽しむこと、『はた楽(らく)』ことなんじゃないか?
と考えたんですよね。
そうしたら、ストレスや緊張でこわばっていた心と身体がふっと楽になったというか、腑に落ちた感じがしたんです。
くれぐれも「楽(らく)したい」=苦労せずとも、という甘えではないです。
それどころか、想像できないほどの苦労もあることでしょう。
それでも、
・本来のしたい仕事をする
・人と真剣に向き合う
ことをしたい、今がまさにその時だと思っています。