ピンチをチャンスに変える接遇

ある出来事から

とある日のこと、車で外出していたのですが、あまりの暑さにたまらずス〇ーバッ〇スのドライブスルーに駆け込みました。

ドライブスルーには車が行列をなしていました。

そして、私の前の車がなかなか前に進まないことに気付きました。

携帯電話で話し中なのか何か探し物でもしているのかと特に気に留めなかったのですが、ついには支払いのところで停車したまま、何分も動かなくなってしまいました。

キャッシュレス支払のためのスマホが見当たらない、といったところでしょうか?

その人が進まないため私の後ろにも車が連なり、とうとう大渋滞になってしまいました。

店員さんの接遇に

やっとのことで前の人が会計を終え、自分の順番が回ってきました。

車を支払いカウンターまで進めると、店員のすかさずの第一声が

「お客様、大変にお時間をお待たせして失礼いたしました」

だったのです。

こういった場面はよくあると思うのですが、客の事情で遅くなったことを謝らない店員も多いでしょうし、謝っても「お待たせしました」くらいの声かけかと思います。

さらに、その店員さんの立ち振る舞いが、

・謝りつつも

・(自身の事情で待たせた訳ではないですが)と感じさせるような

・凛とした、プライドを持ったような姿勢

・そしてテキパキと接遇する

が見えたんですよね。

しかも嫌味を全く感じさせす。

何だか、久しぶりにプロの接遇を見た気分でした。

ピンチの時ほどチャンスに変えることができる

私は待たされてイライラしていた訳ではなかったですが、仮に、後続にイライラしている客がいたとしたら、店員からお待たせしたことを詫びる一言があれば、怒りも緩和されることと思います。

ピンチの時や自分が嫌だなと感じる場面ほど、接遇や応対はよく見られているもの。

その応対で良くも悪くもなり得るもの。

私も、色々な場面で「ピンチをチャンスに」の意識を持とうと感じた出来事でした。

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